さくらの家オープニング企画第3弾「宮内淳吉展 Wall of sound」
さくらの家オープニング企画第3弾として、中庭に設置のモザイク壁画「音の壁」の作者宮内淳吉(2025年9月没)を取り上げます。「音の壁」は、東京五反田 ゆうぽうと簡易保険ホール(2015年9月閉館)のホワイエを飾っていた作品を移設したものです。さくらの家も50年以上前の民家を改築しており、一度失われかけたものが再び息づくさくらの家の中庭でそっと輝きを放つのが「音の壁」です。



1937年東京築地市場の魚問屋の三男として生まれた宮内は、武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)で、日本におけるフレスコ・モザイク画の先駆者・長谷川路可氏に師事。継承者として全国各地のフレスコ・モザイク壁画の制作に当たる一方、後進の指導にも努めました。
制作現場を数多く経験する中で、いわゆる絵画作品との相違を実感していきます。モザイクは、絵の具に相当する材料を自分で作らなければならず、来る日も来る日もひたすら石を割り続けます。この単純で厄介な仕事を宮内は飄々と楽しそうにハナ歌まじりでやり続けたといいます。
また宮内は、モザイクだけでなくフレスコ画にも同じ情熱で取り組み、各地に多くの優れた作品を残しました。
本展は宮内淳吉のこうした制作姿勢を俯瞰するモザイク画とフレスコ画約30点で構成します。
愛情表現溢れる、質素で美しい、高い精神性を感じさせる作品を、モザイク壁画「音の壁」とあわせて御覧ください。
期 間:2026年9月18日(金)~10月25日(日) 10時~18時 月曜休み
※初日9月18日(金)のみ15時~18時
※9月21日(月・祝)・10月21日(月・祝)営業、
9月24日(木)・9月29日(火)・10月13日(火)代休
場 所:さくらの家 1階ギャラリー&2階アトリエ3 ※10月14日(日)は展示替えのため16時迄の営業
関連企画:記念講演会 森岡彩地(宮内淳吉 長女)× 中野滋(彫刻家)
9月18日(金)16時~17時
なぜモザイクとフレスコの作家の道を歩んだのか、作品の着想についてなど生前の作家の横顔
を、宮内淳吉の長女森岡彩地氏と作家と深い信頼で結ばれ共同制作もある中野滋氏のお二人に
お話を伺います。
主 催:さくらの家/株式会社well(横浜市中区本牧三之谷20-9) URL.sakurano-ie.jp
問い合せ:さくらの家 TEL.045-307-4788 e-mail:info-well@sakurano-ie.jp





■宮内淳吉プロフィール
1937年東京都出身。1962年武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)西洋画科卒業。在学中より長谷川路可氏に師事、フレスコ、モザイクを学ぶ。全国の自治体、大学、病院、教会等に作品を制作・設置。1995年モザイク会議設立(~2017年)。2025年9月21日永眠。
(主な作品)
・五反田ゆうぽうと簡易保険ホール/東京都(フレスコ・モザイク)…2015年9月閉館
・荒川区立峡田小学校/東京都(モザイク壁画)
・カトリック本郷教会小聖堂/東京都(フレスコ壁)
・カトリック麹町聖イグナチオ教会マリア聖堂/東京都(モザイク壁)